庶民的な食堂で働く歩夢は、空腹で行き倒れ寸前の宝石商、大成と慧介兄弟に食事を振る舞った。美味しいと食べてくれる兄弟、特に顔も心映えも綺麗な慧介の存在は、毎日夢もなく働く歩夢には眩しすぎて気後れするばかり。だが、可愛くて優しくて美味しいご飯を作ってくれる歩夢に恋した慧介が、気を惹きたくてあの手この手で歩夢を甘やかし始めて!?
ルチル文庫