生まれたときからの婚約者で初恋の相手、ユーリと結婚したサーシャ。緊張しつつ迎えた初夜は、花嫁姿で愛されて幸せいっぱい。けれど次第にユーリのおかしな性癖が明らかに!? 彼は毎夜サーシャに特殊な服を着せ、妄想ストーリーの中で行為に及ぶのだ。「君は本当にかわいいね」甘い囁きに優しい愛撫。確かに彼の愛は感じるけれど、サーシャの姿はなぜか王女や修道女や町娘……。困惑するサーシャだが、彼の性癖の裏には深い苦悩が隠されていて──。
ソーニャ文庫