白い容姿を理由に、忌み嫌われていた孤独な村娘のジアは、隣国の少年ルスランと恋をして、幼いながらも結婚を誓い合っていた。だが、戦争によりふたりは離れ離れになってしまう。数年後、ルスランはジアを探すため、貴族でありながら王の暗殺部隊となり、彼女の暮らす国に潜入を果たす。そこで思いもしない再会をしたふたりは、会えずにいた歳月を取り戻すかのように愛を交わし、互いのぬくもりに溺れていく。しかし再び、別離の危機が訪れて──!?
ソーニャ文庫