圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。守らねばと思うライネリアだったが、それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた! 一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが──。「愛の押し売りに来ました」獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!?
ソーニャ文庫