兄妹として育った獅王と環奈。彼は私を守るために極道の道へ。将来を奪った負い目と秘かな恋心を持て余し、距離を置こうとするけれど。「もう逃がさない」力強く抱き締められて、胸が高鳴る。心のこもったキスと愛撫に身体中が悦びで沸き立ち……。やっぱり、この人を諦められない。「誓えよ。俺と結婚するって」禁断の果実より甘い囁きは耳朶に心地よく響いて──。
オパール文庫