枢機卿が起こした事件の責を負い、還俗して第四皇女ルイーゼと婚姻することになった聖王ライナルト。しかし、感情が昂って“聖力”を暴走させたトラウマを抱える彼はルイーゼに怪我をさせないため“白い結婚”を申し入れる。了承したルイーゼだったが、実は“聖力”を“精力”と勘違いしていて……。精力絶倫という、人には言い難い悩みを打ち明けてくれたと思い込んだルイーゼが導き出した答えは、ライナルトを縛って閨事を遂行することだった──!?
ソーニャ文庫