「僕からは離れられないよ」濃密なキスに肌がぞくりと粟立つ。恋人同士だった侑吾と美弥だが、彼が実の兄だと知り──。関係を断つべきなのに、激しい愛撫に身体は悦び、淫らな蜜を滴らせて。「君は僕のものだ。誰にも邪魔させない」最奥を鋭く突き上げられれば、彼への想いは一層強くなる。昼も夜も抱き潰され、心身共に彼に隷属してゆく。歪な愛の行き着く先は……。
オパール文庫