病院の外の世界を知らずに亡くなった少女は、別の少女の自殺があってあの世へ連れていけないと告げられる。天使は言う――「この子の体、欲しくない?」。自殺した少女・篠塚愛花は、友達もいなく家族からも嫌われている【悪女】だったという。周囲の環境はそのままだが、それでもいいのなら体をくれるというのだ。「健康な体であれば言うことないです!」。かくして、少女は篠塚愛花の体で人生をやり直すことになったのだが――。
ヒーロー文庫