ひょんなことから、初恋の幼なじみ・クリスと結婚することになったアビゲイル。しかしその心中は複雑だった。クリスには昔から一途に愛する女性がいるからだ。「ああ、俺のかわいいマリアベル!!」彼の最愛の人――それは、アビゲイルが書いた小説のヒロインだった! 妄想の中のマリアベルにしか欲情しないと断言していた彼。それなのに、迎えた初夜……。「お前を抱きたくて仕方ない」飢えた獣のような目で見つめられ、濃厚なキスをしかけられ――!?
ソーニャ文庫