伯父から提示された資金援助の条件は、“冷酷非道な妻殺し”と噂される公爵・ライデンの子を身籠ること。ジュリアは、困窮する家族を助けるために、覚悟を決めて彼のもとへ向かう。だがライデンはそんな彼女を、「誰にそそのかされた」と、淫らに責め立ててきて――!? 初心な身体に快楽を刻み込まれ、恐怖を感じるジュリア。それでも、ともに過ごすうちに、彼のわかりにくい優しさに触れ、次第に惹かれていき……。
ソーニャ文庫