目を覚ますと、セレスティーンは見知らぬ寝台にいた。彼女の前に現れたのは、人間離れした美貌の男ガルシア。彼は、神話の生き物とされる竜――それも竜王であると言う。さらには、セレスティーンを“番”と呼び、「竜族は番の精を糧とする」と、突然、濃厚なキスを仕掛けてきて――!? 家族のもとへ帰りたいのに、竜王の城は迷宮のように複雑で、逃げることができない。セレスティーンは、ガルシアに毎夜激しく貪られ、快楽を植えつけられるのだが……。
ソーニャ文庫