母親のために高級娼館に身を売ったマリオン。彼女を買ったのは、美貌の若手実業家アレクサンダーだった。決してマリオンを抱かないと告げる彼との微妙な関係は、緊縛ショーに招かれたことで大きく変わっていく。アレクサンダーは過去の悲劇が心の傷となり、女を縛らないと抱けなくなっていたのだ。マリオンに激しく欲情しながらも、愛する人を縛る罪悪感に苛まれるアレクサンダー。マリオンは縛めの快楽に溺れながらも深い愛で彼を包もうとするが……。
ソーニャ文庫