転生の恋人 ―運命の相手は二人いる―
転生の恋人 ―運命の相手は二人いる―
著者:愁堂れな イラスト:笠井あゆみ
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作品紹介

旧財閥の御曹司だった巴慎也は、ゲイだからと跡継ぎにはなれないと父に告げ、勘当され今はバーの店長兼バーテンダーとして働いている。慎也には昔から見る夢がある。金髪碧眼の逞しい美青年に抱きしめられ、永遠の愛を誓うのだ。そんなある日、ハッテン場で会った強面の男にラブホテルに連れ込まれた慎也。男は、慎也の腕の星形の痣を確かめ、自らの腕にも同じ痣があることを見せる。男に抱かれた慎也に男は「何度も同じ夢を見ることはないか」と尋ねる。アローという男とシンという少年が永遠の愛を誓い抱き合う夢──ふたりは同じ夢を見ていたのだ。慎也の店にその男が現れ、柳と名乗る。柳はヤクザだった。そんな中、慎也は同じ星形の痣のあるモデル伊吹を知る。叔父の知人・才の手配で伊吹と会った慎也。伊吹もまた、同じ夢を見ていて「アロー」だと言い、「愛している」と慎也にキスを……!?