昭和六十年。中学二年生の桂木真弓と藤堂和枝は、いわゆる「スケバン」だった。教師には目の敵にされ、同級生たちからも白眼視されている。複雑な生い立ちがあり、孤独を抱えた真弓と和枝は、寄り添うように学校生活を送っていた。ある日、真弓はクラスメイトの小松佐恵子がいじめに遭っているところに出くわし、なりゆきで彼女を助ける。▽受賞作品はpixivからもお読みいただけます『絶対安全不良少女』
百合文芸小説コンテスト