目覚めたら新人神様に転生していた、元外車メーカーの営業マン・叶野。不慣れながらも神様業を頑張る叶野だったが、いつも神社に手を合わせてくれる信心深い小説家志望の青年・優弥のことが妙に気になってしまう。夜だけ肉体を持つことができる叶野は、「小説家としてデビューしたい」という優弥の願い事を叶えるため、執筆中の作品を仕上げる手助けとして、恋愛経験のない優弥と「疑似恋人」になることを提案する。本当の恋人じゃないはずなのに、危なっかしいところのある優弥への気持ちはどんどん大きくなって……!?
ルチル文庫