最愛の夫を殺され、窓のない部屋に監禁されたセラフィーナ。彼女は、犯人であるフレッドに繰り返し凌辱され、望まぬ快楽を教え込まれていた。心は拒絶しているのに、身体は従順に応えてしまう。それに耐え切れず、殺してほしいと漏らす彼女だが、その言葉を聞いた途端、フレッドはなぜか激昂し――!?彼を観察するようになったセラフィーナは、激しい欲望に隠された、彼の苦悩と優しさに気づいていく。そして、夫殺害の真実も思い出すのだが……。
ソーニャ文庫